2007年度 開催に向けてのご挨拶

約一年のご無沙汰でした。
遊人社代表、植木遊人です。

毎年毎年、トラブルの可能性もはらみつつもまたもこの季節が来たのです。今年も「行き当たりばったり」すら「冒険」と言い換える決意をどうか。

さてさて、そんなわけで世界で一番小規模なフェスとして局地的に有名な「ARAKAWA FOLK FES.」もいよいよ3度目の開催が決定しました。

思えば2005年当時、とあるトークショーのなんとなくの一言がきっかけで、廻りにそういうことやっている人がいなかったからやってみたかっただけなのですね。
それでやってみてわかったのは「馬鹿馬鹿しいようで意外と楽しい」ということでした。このコメントがそもそも馬鹿馬鹿しい気もしますが。

土手でギター弾いて歌う。なんといっても、この至極単純明快な行動だけをやるだけですから、馬鹿馬鹿しくもなります。なりますが、こんなにシンプルで楽しいことってさ!ってな気持ちだけで過去2年開催しました。本当にそれだけだったりします。

強いて他の気持ちを挙げるならば、演奏終了後は北千住で飲むこと位でしょうか?頑張って考えてみてもやりたいことはそれ位です。

それ位なのに年々出演者が増えていくのは、おばちゃんが街の定食屋を勧めて廻るようなもので、良い感じだと思ったらやはり勧めたくなりますよね。僕は街でも頑張っている方のおばちゃんだと思うので…。

というわけで、フェスと名のつくものに掲げられているようなメッセージめいたものはARAKAWA FOLK FES.では極力持たないようにしてます。楽しみたい好奇心しか未だに沸かないのです。
大体、こんなちっちゃいお祭りが大げさな事言ったら世界中に失礼な気すらしますし、最初なんて「堀切行ってB組気取りするべ!!」これで決まったようなものです。いっぱし気取りが永久に似合わないのがARAKAWAマジック。それでも「挑戦」という言葉が背中を押してくるマジック。うん、これじゃメッセージとは言えませんかね?20代、青春ごっこの延長戦じゃダメですかね?

開放感があれば良いのです。あればどっかで繋がるし、じゃなきゃ終わって行くだけです。
気持ちよく演奏していい風浴びて…それ以上のこと、メッセージやテーマを追い求めるのはこの際野暮だし、出演者各々の普段のステージでやるべきことだからです。

ただ、「石の上にも3年」とはよく言ったものですが、やはり3年めになると決意というか、それこそ「意思」というか、確固たる信念めいたものが出てくるからなんでもやってみるものですね。

ここまで来ると最初は「酔っ払いの戯言」から始まったと言っても逆に説得力が出てくるから不思議なものです。



えー…毎年恒例の「植木さんがぐだぐだと言うコーナー」でしたが…

以上の理由から、今年も去年までと同じ感じでやると思います。
土手でギター弾いて歌うだけです。

それでも良かったらどうぞいらしてください!!!!



「ARAKAWA FOLK FES. 2007」


2007年8月18日(土)

場所:
荒川土手(東武伊勢崎線 堀切駅

時間:
13時開始

出演:
植木遊人
五月
マスザワヒロユキ(テルスター、ザ・ガールハント)
星野概念(the strikers)
倉沢桃子

and more・・・

※入場無料(総カンパ制)
※雨天決行ですが、近隣から苦情がきたら即撤収を覚悟して下さい




というわけで、当日の場所等、書かねばならないことも沢山あるので、随時更新していきます。

とりあえず、今年もよろしく!!!